人形町駅徒歩30秒の歯医者「人形町駅前クロス歯科・矯正歯科」です

歯周病治療

歯周病治療

歯周病は成人が歯を失う原因No.1

歯の病気と言えば、「虫歯」が思い浮かぶ方が多いでしょう。
また、歯科医院のイメージは「治療=歯を削る」というものかもしれません。
しかし、成人が歯を失う原因No.1は虫歯ではなく、「歯周病」なのです。
日本では、40歳以上の成人の約80%が歯周病に悩まされていると言われています。
歯周病は、自分自身では気づきにくい病気であり、症状が進行します。

歯周病治療

そのため、歯周病が重篤になって痛みや不快感を感じてはじめて歯周病だとわかるケースも多々あります。最近では、歯周病が心血管疾患、糖尿病、低出生体重や早産などの歯科の分野外のさまざまな疾患を引き起こすことが多くの研究で明らかになっています。
歯周病によって骨が溶けると、元の完璧な状態に戻すのは非常に困難です。
しかし、歯周病治療後に定期的なメンテナンスを続けることで、骨の状態が悪化するのを防ぐことができ、歯周外科手術(歯周再生療法)で骨を部分的に再生させることが可能です。
当院では歯科医師、歯科衛生士、歯科助手のチームが連携し、患者の口腔環境を適切に管理し、早期に異常を検出し早期治療が可能な歯周病システムを確立しています。
歯科健康と全身の健康のために、当院で歯周検査を受けてみてください。
歯科医院に行く必要がないと思っても、歯周病は確実に進行します。

歯周病の典型的な状態

赤く、腫れた歯ぐき

歯ぐきの病気が起こると、歯ぐきが炎症を起こします。 その結果、健康なピンク色から赤みがかった色に変わり、腫れた状態になります。 また、健康な部分とは異なり、歯ぐきが炎症すると張りがなくなるために丸みがでます。

歯磨きをしている時に出血する

歯ぐきに炎症があるため、歯ブラシの刺激で出血が起こります。 毎日ちゃんと歯磨きをしていても、磨かれていない歯垢で細菌が増え、歯周炎が起こります。 出血がある場合は、初期段階の歯肉炎を疑い、歯磨き方法を見直して歯科医に相談してください。

噛む時に痛みがある

歯ぐきの病気が悪化すると、歯を支える歯槽骨に炎症が広がることがあります。 噛む時に痛みがある場合、炎症が骨に広がっている可能性があります。 この状態がさらに悪化する前に、できるだけ早く治療を始める必要があります。

歯が大きく動く

炎症が歯槽骨に広がると、骨は徐々に溶けていきます。 歯を支える土台である骨が弱くなるため、歯は不安定でグラグラになります。 この状態が放置されると、歯の喪失のリスクが高まるため、速やかな治療が強く推奨されます。

重症度別歯周病の症状

歯肉炎

歯周ポケットにプラークが溜まり、細菌によって炎症が引き起こされる状態です。

軽度の歯周炎

炎症が歯ぐきと歯槽骨に広がります。歯周ポケットが初期段階よりも深くなり、腫れや出血が起こります。

中程度の歯周炎

軽度の歯周炎よりも炎症が広範囲に及び、歯槽骨が溶け始めます。 歯が不安定になり、冷たい食べ物を口に入れたときに炎症がある部分がしみることがあります。

重度の歯周病

歯槽骨の半分以上が溶け、歯が大きく動きます。 放置すると、歯が抜け落ちることになります。

歯周病の治療

歯石と歯垢の除去

歯石や歯垢を歯の表面から取り除くために、スケーラーと呼ばれる専門の器具を使用します。 超音波スケーラーと手動スケーラーの2種類の主なスケーラーがあり、それぞれに利点と欠点があります。 歯科衛生士は、患者様の口腔環境に最適なスケーラーを選択します。 各タイプのスケーラーの特徴は次のとおりです。

超音波スケーラー

超音波スケーラーは、超音波振動で歯石除去が可能なスケーラーです。 スケーラーを歯面に当てて、歯石や歯垢を効率的に除去します。

手動スケーラー

このスケーラーは、歯科衛生士が手で歯石や歯垢を取り除くことができます。丁寧な仕上げが可能です。

歯周組織再生療法

歯周病は、歯を支える骨と歯ぐきの病気です。 美しい歯の基盤である歯ぐきは、腫れていたり、骨がもろくて弱かったりすると長期間維持することができません。 当院では、歯周組織再生材を使用した骨再生療法を提供しています。

エムドゲイン

エムドゲインは、タンパク質を基にした薬剤です。 タンパク質は骨の主成分であり、この薬剤を患部に塗布すると、根形成時と同様の組織環境が作り出されます。 この薬剤の効果により、歯周病によって損傷した歯槽骨が再生が促進されます。 歯の根の治療では、歯茎を切開し、根を洗浄した後、ゲル状のエムドゲインを塗布して再生を促進します。 このエムドゲインを使用した治療は、保険適用外です。

リグロス

リグロスは、歯周組織再生材です。 歯茎を切開して歯石を除去する外科手術です。 歯茎を切開して患部を露出させ、洗浄した後、リグロスを歯槽骨表面に塗布します。 リグロスの投与により、歯槽骨量が増加し、歯周病によって損傷した骨が元の健康な状態に戻ることが期待されます。 リグロスによる治療は、保険適用です。

歯根面被覆

歯肉が退縮すると、健康な歯肉に覆われていた時の歯の根面にある象牙質が露出します。
歯が長く見えるという見た目の問題に加えて、露出した象牙質は知覚過敏や歯の根面の虫歯などさまざまな問題を引き起こします。
歯茎が退縮してしまった場合、基本的には自然に元の状態に戻ることはありません。
しかし、歯茎や顎骨の状態によっては、歯周外科手術で退縮した歯茎を元の状態に戻すことができます。

歯根面被覆

遊離歯肉移植術(FGG)

遊離歯肉移植術は、角化歯肉(コラーゲン繊維が豊富なしっかりした歯肉)を得るための治療法です。 上顎(口の上壁)から歯肉を取り除き、歯根の周囲に移植します。 手術自体は比較的簡単ですが、移植後に周囲の歯肉との色の違いが若干見られることがあります。 手術では、上顎の口蓋部から切り取られた歯肉を露出した部分に縫合し、固定し、1~2週間後に縫合糸を取り除きます。

結合組織移植術(CTG)

FGGと同様に、CTG(結合組織移植)は歯肉退縮が周囲の歯とのバランスを崩したり、根が露出したりするような歯肉が不足している部位に移植する方法です。 FGGが2つの組織層(上皮組織と結合組織)を移植するのに対して、CTGは結合組織のみを移植します。 手術では、上皮組織の内側にある結合組織を上顎の口蓋部から切り取り、上皮組織と骨膜の間に移植します。 元々存在していた上皮組織が上に置かれ、縫合されるため、FGGのような周囲の部分との違和感がなく、自然な見た目が求められる前歯などの部位に適しています。

歯周病は一生防げる病気です

当院は、患者様の口腔の健康と美しさを守るために、最先端の治療法や技術を取り入れています。 当院の専門家チームは、患者様一人ひとりに合わせた最適な治療計画を提供することを目指しています。 歯周病やその他の口腔疾患に対する定期的な検診やメンテナンスは、健康的な口腔環境を維持するために非常に重要です。 歯科医院への定期的な通院が、歯周病の進行を遅らせ、骨の再生を促進し、歯とインプラントの寿命を延ばすことにつながります。 私たちの目標は、患者様の笑顔と健康を守ることです。 当院では、患者様の口腔ケアに対する不安や疑問に対応し、適切な治療を提供することをお約束いたします。 どんなに些細なことでも、お気軽にご相談ください。私たちは、患者様の健康な笑顔のために、全力でサポートいたします。

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