人形町駅徒歩30秒の歯医者「人形町駅前クロス歯科・矯正歯科」です

虫歯治療

虫歯治療

治療の痛みは虫歯の進行度によって異なります

虫歯治療が痛いという印象を持っている人が多いですが、当院はできるだけ無痛の治療を行うように最大限配慮しています。
虫歯治療は、歯の象牙質を削る、歯髄(神経)を除去する、歯を抜くなど、虫歯の進行度によって異なり、痛みがある場合とない場合があります。
具体的には、虫歯の進行が5段階あり、進行度によって症状が異なります。虫歯がエナメル質層にとどまっている「C0」と「C1」の場合、エナメル質層には神経がないため、歯を削っても痛みはありません。

虫歯治療

「C2」の段階で虫歯がやや大きくなった後、虫歯が神経に近い場合は治療が痛いです。
虫歯の表面の穴が小さくても、虫歯は歯の内部に深く広がっていることがあり、麻酔なしでは痛みを感じることがあります。
「C3」は虫歯が神経に達しているため非常に痛いですが、実際の治療は麻酔されるため、ほとんど痛みは感じません。
「C4」は神経がすでに機能を停止しているため無痛です。
治療中に痛みが予想される場合は、必ず麻酔が行われます。
治療後に痛みがある可能性がある場合は、できるだけ痛みを感じないように、鎮痛剤が処方致します。

虫歯治療のプロセス

虫歯治療を行う前に、症状に関する問診を行い、口内の状況を概説した上で、必要に応じてレントゲン検査や画像検査で虫歯を調べ、診断します。
緊急性がない、または患者様が痛みを感じない場合、まず歯科衛生士が口内を清潔にして衛生環境を改善し、患者が普段使用している歯ブラシを使って歯ブラシ指導を行います。
また、ご自身の歯ブラシを使って歯磨きの仕方を教えます。
口内の細菌数ができるだけ減らされ、口内衛生が整った状態で、治療を行います。

虫歯治療のプロセス

麻酔をする際に伴う痛みも限りなく少なくします

表面麻酔の使用

注射麻酔を行う際には、注射部位に表面麻酔薬を塗布して、針の刺入部位の痛みを最小限に抑えます。

麻酔薬の温度調節

麻酔薬が体温よりもかなり低い温度であると、麻酔薬の刺激が注入時に痛みを引き起こすことがあります。 そこで、体温に近い温度に調整された麻酔薬を使用して、体温と麻酔薬との温度差による痛みを軽減します。

極細注射針

麻酔に使用する注射針の外径が太いほど、痛みを感じることが多くなります。 細い針を使用することで、痛みを最小限に抑えることができます。

麻酔薬の注入時の技術

麻酔薬を注入する際の圧力が痛みを引き起こすことがあります。 シリンジでの薬液の注入圧力と速度を抑えることで、麻酔中の痛みをできるだけ最小限に抑えます。 患者様のケアに力を入れ、痛みをできるだけ軽減する技術を使用し、痛みや不安をできるだけ取り除くことに努めています。

歯の削りを最小限に

当院の治療は、健康な歯をできるだけ保存し、虫歯の治療と予防を行うことを目的としたミニマル・インターベンション(MI)という考え方に基づいています。 歯科材料の物性の向上により、噛み合わせや審美性を考慮した上で、自然な歯と見分けがつかないような自然な見た目の歯を、最小限の削りで補修することが可能となりました。

小さな虫歯さえ残さない

虫歯だけを染めることができる虫歯検出液を使用し、治療前に虫歯の部分を明確にすることで、小さな虫歯を見逃さず治療することができます。 健康な部分を誤って削ることを防ぎます。

できるだけ歯の神経を保護する

神経にまで達した大きな虫歯の場合、歯の神経を取り除く必要があることがあります。 歯の神経が取り除かれると、長期的に噛む力が歯の割れや根の割れを引き起こすことがあります。 拡大鏡やマイクロスコープを使って視野を拡大し、必要に応じて唾液や細菌から口を守るラバーダムを使用し、無菌条件下で虫歯を取り除き、歯の神経を保護する薬剤を使用して、わずかに炎症を起こした歯を修復する治療法を実践しています。

術後の痛みも最小限に抑える

大きな虫歯を治療する際には、患者様が冷たいものに対して知覚過敏を起こすことがあります。 これを防ぐために、知覚過敏を防ぐ薬剤を使用し、症状を軽減します。 具体的には、再石灰化を促進するフッ素を含んだセメント材を使用し、外部刺激が直接治療部位に伝わらないようにしています。

滅菌の徹底

口に入る詰め物や治療器具は、使用前にすべて滅菌・消毒されています。 これは一般的な取り組みですが、当院ではこのプロセスを非常に徹底して行っています。 滅菌が不可能な場合は、使い捨ての器具を使用します。

ニッケルチタンファイルの使用

歯科神経治療には、ファイルという特殊な器具が使用されます。 歯の根はさまざまな形状があり、根が曲がっている場合もあります。 そのような場合、医師の手技だけでは限界がありました。 ニッケルチタンファイルは、歯の中の管の奥まで簡単に届かせることができ、従来のファイルよりも良好な治療結果を得ることができます。

薬物療法での治療にも対応しています

神経を取り除きたくない方や、歯を削ることに抵抗がある方、注射が怖い方には、口腔内治療を行わず、薬物を使って治癒する治療にも対応しています。

マイクロスコープ治療

当院では、眼科や脳神経外科の手術で使用されるような高倍率の外科用顕微鏡を歯科用に改良したマイクロスコープ治療を行っています。
マイクロスコープ治療では、肉眼では見えない血管や神経などの部位を、顕微鏡を使って最大約20倍まで拡大して治療を行うことができます。
マイクロスコープを用いた精密治療は、根管治療の専門医や精密自費治療を提供する歯科医師の間で徐々に一般化していますが、全国的に歯科顕微鏡の使用率はまだ5%未満です。
マイクロスコープの日本の使用率はまだ低いですが、当院では既に使用しており、以下の患者様に推奨しています。

  • 01根管治療が完了せず、抜歯せざるを得ないと言われているが、抜歯したくない方
    ※マイクロスコープを使っても必ずしも歯を保存できるわけではありません。)
  • 02できるだけ歯を削りたくない方
  • 03単純に歯の神経を除去したくない方
  • 04以前治療した部位に痛みがでる方
  • 05虫歯がなく、治療後も歯を完璧な状態で保ちたい方

マイクロスコープの利点

患部を見える化する治療が可能

今までは、見えない部分の治療は、医師の直感、経験、指の触診に頼って行われていました。 マイクロスコープ治療では、肉眼では見えなかった部位を高倍率で見ながら治療が可能です。 これにより、治療の質が何倍も向上し、適切な治療が歯の寿命を延ばすことにつながります。

根管治療の成功率を上げる

歯の根の部分で繰り返し腫れや痛みが起こり、治療期間が長引いている方もいらっしゃるかと思います。 マイクロスコープ治療により、腫れや痛みの原因となる細菌感染を見つけ出し、その部位の治療を行うことで、不快な症状を解消できます。

健康な歯質を削らない

マイクロスコープは肉眼の約20倍にまで視野を拡大可能なため、健康な歯質を削らずに悪い部分だけを除去するミニマル・インターベンション(MI)治療を行うことが可能です。 また、歯に見えないひび割れも検出できるため、これらの部分の悪化を防ぐ予防策を講じることができます。

精密な治療

治療部位に被せ物や詰め物を入れる際、拡大された視野で治療部位の隙間がないか確認することで、精密な治療を実現できます。

治療部位の映像を見れる

マイクロスコープには映像記録機能が備えられており、治療前後だけでなく、治療中の様子も患者様に録画することができます。 これにより、患者様自身が治療部位の状態を確認することができます。 録画された映像を見ながら、歯の状態の変化を視認できるので、患者様の意識向上につながります。

虫歯に悩んでいらっしゃる方、お気軽に当院にご相談ください

痛みを避けることを最重要視して治療方針を立て、患者様に対して丁寧でわかりやすい説明を心掛けています。 マイクロスコープを使用した高精度な治療を提供し、患者様の歯の健康を長期的に維持することを目指しております。 どのような治療法が適切かは、患者様の症状や希望によって異なりますので、まずは当院で相談していただくことをお勧めいたします。

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