こんな悩みありませんか?
「歯や口の中のことで気になることがあるのに、どうしても怖くて歯医者にいけない。」
と悩んでいませんか。
歯医者が苦手な方、実はとても多いんです。
以前の治療で麻酔が効かずとても辛い思いをした。
口の中を触られるとオエッとなってしまう。
治療のための局所麻酔で気分が悪くなってしまう。
長時間口を開けているのが辛い。
さまざまな理由で歯医者に通えず、いつの間にか虫歯がたくさんできてしまった。
治療が大きくなるほど、治療回数が増えるほど、さらに歯医者に行きたくない。
このような悪循環を打破するために、当院では、点滴麻酔を取り入れた治療をご用意しております。
痛みの少ない歯科治療(無痛治療)とは?
一般的に、歯科治療では治療する歯の周囲に麻酔薬を注射することで治療中の痛みを取り除きます。
表面麻酔や極細注射針を使用し、麻酔の痛みが少しでも軽減できるようにさまざまな工夫をしていますが、注射を刺すときのチクッとした痛みや注入時の痛みを完全になくすことはできません。また、治療中に感じる音・振動などに不快感・恐怖感を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当院で行っている無痛治療では、点滴から入れる麻酔薬によってウトウトした状態、もしくは完全に眠っている状態で治療を行うことが出来ます。歯科恐怖症の患者様に適した治療法といえます。
当院の麻酔担当医 倉澤紫
職歴
平成28年3月 九州歯科大学歯学部卒業
平成28年4月 九州歯科大学附属病院 臨床研修医
平成29年3月 九州歯科大学附属病院 臨床研修医 修了
平成29年4月 昭和大学歯科病院全身管理歯科学講座歯科麻酔科学部門 助教(員外)
平成29年10月 昭和大学藤が丘病院 麻酔科 助教(診療科特別)
令和元年4月 東京都立小児医療センター 勤務
令和2年4月 昭和大学歯科病院全身管理歯科学講座歯科麻酔科学部門 助教(員外)
令和4年6月 昭和大学病院 麻酔科 助教(診療科特別)
令和5年4月 育芯会 入職
論文等
学会発表:1,○河内亜希,久保英範,幸塚 裕也,加藤紫,石塚あかね,永尾康,磯野史朗:「知的障害者への静脈内鎮静法施行時に発生する低酸素血症に関わる影響因子の検討」
2,○中村圭介、倉澤紫、山田めぐる、立川哲史、西村晶子、飯島毅彦:「揮発性麻酔薬による洞房結節の抑制が生じ高度徐脈となった高齢患者の全身麻酔経験」第37回関東臨床歯科麻酔懇話会学術集会 2021.08
3,○加藤紫、西部伸一、大山奈美、太田雄一郎、飯島毅彦:「先天性無痛無汗症候群の全身麻酔経験」第47回日本歯科麻酔学会総会・学術集会 2019.10
4,○河内亜希、幸塚裕也、島津玲奈、浅利友紀、加藤紫、長根大樹、新原史大、桑迫勇登:「当院における周術期口腔ケアの状況と課題」第50回神奈川麻酔医会学術集会 2019.02
5,○金村茉紗子、樋口慧、岡安理司、島津玲奈、加藤紫、竹本真理子、飯島毅彦、桑迫勇登:「トルーソー症候群の婦人科手術に対する周術期管理」第49回神奈川麻酔医会学術集会 2018.02
6,○加藤紫、山本理恵子、山田めぐる、小原明香、五島衣子、飯島毅彦:歯科外来で発症したPSVTの対応第34回関東臨床歯科麻酔懇話会学術集会 2017.06
論文:島津玲奈、西村晶子、篠原茜、加藤紫、河内亜希、飯島毅彦:スガマデクス投与後に過敏反応が出現した3例 日本歯科麻酔学会雑誌46(1)1-5,2018
歯科麻酔認定医 佐藤裕先生
経歴
2015年 日本大学歯学部卒業
2016年 東京医科歯科大学医歯学総合研究科 入学
2016年 東京医科歯科大学医歯学総合研究科 入学
2020年 歯学博士号 取得
東京医科歯科大学 歯科麻酔・口腔顔面痛制御学分野 医員
歯科麻酔認定医取得
東京医科歯科大学 歯科麻酔・口腔顔面痛制御学分野 特任助教
論文
Coronary Spasm During Postoperative Sedation with Dexmedetomidine Anesthesia Progress . 2021.12; 69 (3): 20-24.
Interfacial interaction of anesthetic lidocaine and mesoporous silica nanoparticles in aqueous solutions and its release properties The Journal of Materials Chemistry B . 2019.11; 7 (44): 7026-7032.
当院の無痛治療(静脈内鎮静法、全身麻酔法)
当院での無痛治療には、うとうとした状態で治療を受けていただく静脈内鎮静法と完全に意識のない状態で治療を受けていただく全身麻酔法があります。
静脈内鎮静法は、点滴から鎮静薬を投与し、歯科治療中に感じる不安や緊張を和らげリラックスした状態で治療を受けていただく方法です。鎮静中は、ぼんやりとした状態ですが完全に意識がなくなるものではありません。
全身麻酔法は、他の麻酔方法と比べより深い麻酔深度となり、完全に意識がなくなり痛みや刺激を全く感じない状態で治療を受けていただく方法です。投与する薬の作用でご自身での呼吸が抑制されるため人工呼吸(呼吸の補助)が必要となります。
中でも全身麻酔法の設備は高額で、麻酔専門の歯科医師もいないと治療がおこなえないためほとんどの歯科医院では設備が導入されておらず全身麻酔法をうけることはできません。
全身麻酔の対象となる方
静脈内鎮静法は、歯科治療への恐怖心が強い方(歯科恐怖症)、嘔吐反射が強い方、インプラント手術、抜歯の患者さまに向いている麻酔方法です。
全身麻酔法は、1回に多数の歯の治療を行う方、長時間の治療が必要となる方、静脈内鎮静法が効きにくい方に向いている麻酔方法です。
患者さまのご希望や状態により、患者さま・担当医・麻酔担当医で相談しながら最適な麻酔方法を決定いたします。
全身麻酔を用いた、痛みの少ない歯科治療(無痛治療)とは?
全身麻酔は静脈内鎮静より麻酔が深い状態になり、痛みや不快感を全く感じない状態で治療を行うことができます。
歯科治療に対して不安が強い方(歯科恐怖症)、嘔吐反射があり治療がなかなか進まない方にはとてもおすすめの麻酔方法になります。
また、「4本の親知らずをまとめて抜歯する」「広範囲のインプラント治療を行う」「何本もある虫歯の治療をまとめて行う」といった短期集中治療も可能になります。
痛みの少ない歯科治療(無痛治療)をする上で大切にしていることは?
治療中の痛みや歯科治療に対する恐怖感・不快感などの感じ方には個人差があります。
無痛治療をご希望される患者さまには、治療のどのようなところが苦手なのか、また、治療が苦手になった経緯などをお聞きして、それぞれの患者様に適した麻酔方法を決定いたします。
治療の流れ
- 01初診ご予約
- 02初診:ご来院→診査・診断→お見積もりのお渡し
- 03治療当日
治療当日にご来院いただき、体調の確認・麻酔担当医の診察後に静脈内鎮静・全身麻酔を行います。麻酔後は院内にあるリカバリールームで十分な休息をとっていただきます。
その後、診察を行い、患者さまの回復を十分に確認してからお帰りいただきます。
※安全に日帰り全身麻酔を受けていただくにあたり、麻酔前の食事・飲物の制限や付き添い人同伴など遵守事項がございます。また、お身体の全身状態によってはお引き受けできない場合がございます。