定期検診のメリット
こんにちは、東京都中央区日本橋人形町にある
医療法人社団育芯会の人形町駅前クロス歯科・矯正歯科です。
今回は歯科の定期検診についてお話したいと思います。
歯の定期検診は、虫歯や歯周病に関する検査を行います。お口のトラブルを早期発見して治療に繋げることが目的のひとつです。
また、口腔内クリーニング(PMTC・歯石除去)やフッ素塗布など、
年齢を重ねてもお口の健康をキープできるように予防処置を行います。
☆定期検診のメリット☆
①虫歯・歯周病の早期発見と予防
毎日の歯磨きだけでは落としきれない細かい部分の汚れや磨き残しが、
虫歯や歯周病を引き起こします。
歯科医院で定期的にクリーニングを行うと、
予防効果だけでなく、小さな虫歯や歯周病の兆候に気付き、
早期治療ができるメリットもあります。
②全身の病気を予防
国内外の研究で、お口の病気が全身の病気に関係があることがわかってきました。
なかでも歯周病は、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、アルツハイマー病、
妊婦の早産や低体重児出産にも影響を及ぼすことが報告されています。
③年齢を重ねてもご自分の歯で
歯を失う原因の7割は、虫歯と歯周病です。
歯科予防先進国のスウェーデンでは、80歳時の残存指数が平均21本に対し、日本は12本。
定期検診が義務化され国民の約9割が受診しているスウェーデンでは、
効果が数字に表れています。
④健康寿命を延ばす
過去に東北大学で行った調査で、自分の歯が多く残っている人ほど健康寿命が長いことが報告されています。
歯を失って噛みにくくなると、食べるものが偏って栄養バランスが崩れます。
それだけではなく、免疫力や筋力の低下だけではなく、認知機能にも悪影響を及ぼします。
寝たきりや要介護につながる傾向が強くなることがわかっています。
⑤一生にかかる医療費の負担を軽減
どこも痛くも悪くもないのに、歯の検診でお金と時間をかける気にはなれない
という声もよくあります。
しかし、定期検診を継続すると歯の健康だけではなく全身の病気予防にもつながります。
ある調査では定期検診を年に2回以上受けている人は、高齢になるほど生涯医療費の負担が軽くなります。
65歳では平均より15万円も安くなるというデータがあります。
また、虫歯で削ってしまった歯や失ってしまった歯をより良い方法で治そうとすると自費診療になるケースもあり、高額な医療費がかかることもあります。
歯の定期検診は、将来のお口と体の健康に対する投資とも言えます。
3〜6ヶ月ごとの歯の定期検診を習慣にしてみて下さい。
ご自身の歯に勝るものはないので是非メンテナンスをして大事にして頂きたいです✨