こんにちは東京都中央区日本橋人形町にある
人形町クロス歯科・矯正歯科です。
今日は歯科の治療が怖い方に、適切な麻酔で恐怖を感じさせない治療をお伝えしていきます。
毎日の食事を楽しんで健康な日々を過ごすには歯の健康が欠かせません。
毎日、きちんと歯を磨いていても虫歯になったり、歯周病にかかったりしますから、
定期的に歯科医院で診てもらうことでお口の健康を保つことができます。
しかし、歯科医院からは足が遠のいてしまうこともあるのではないでしょうか?
歯科ではデンタルチェアという専用の椅子が置いてあり、
その前には長いコードのついた器具があなたを待っています。
その光景ですら何か怖いと感じる人は多いと思います。
それは異常ではありません。日本では歯科治療に恐怖心を抱き、歯科治療を受けることができない人は人口の7〜10%程度いるとされています。
また、怖いというよりは口の中に具を入れられることを受け入れられない人も多くいます。
歯ブラシを自分で使うのすら覚悟がいるという人もいます。
このような歯科治療に難しさを感じているいわば「歯科治療難民」の人は決して珍しくはありません。
また、歯科治療を受け入れられず協力ができない子どもや高齢者で認知機能の落ちている人も歯科治療が困難な人たちです。
そのような人たちには医療の技術を使って歯科治療を受けていただく必要があります。
麻酔という技術は歯科治療をさまざまな理由で受けられない人への大きな助けになります。
歯科の処置にも全身麻酔
さまざまな病院での手術や処置には麻酔が使われます。
手術中に意識がなく、何もわからない間に手術が終わるのはとても楽ですね。
麻酔が発明されたのは19世紀の中ごろでした。
この初めての全身麻酔は笑気ガスでおこなわれましたが、抜歯のための麻酔でした。
このように歯科患者様のために麻酔が始められたのですから、歯科の麻酔は長い歴史を持ち、
歯科の処置や手術を楽に受けられるように歯科の麻酵管理がおこなわれてきました。
この麻酔の発明によりさまざまな手術に患者様は耐えられるようになり、
外科手術が大きく発展してきたのです。
歯科で全身麻酔は始まりましたが、歯科処置は外来でおこなわれ、
小規模の診療所での診療が多いので全身麻酔はそれほど普及しませんでした。
日本では歯科のための麻酔科ができたのは約50年前です。
各歯科大学には歯科患者のために麻酔管理をする専門の講座ができました。
歯科大学病院では口腔外科の手術をおこなうために大きな手術の麻酔管理がおこなわれ、
抜歯のような小手術の麻酔管理の優先度は低かったために抜歯だけのための麻酔管理はあまりおこなわれてきませんでした。
しかし、歯科患者のための麻酔科である歯科麻酔科は抜歯のような小手術でも全身麻酔をおこなっており、最近は積極的に歯科の小手術のための全身麻酔に対応する施設が増えています。
全身麻酔は危険ではないのですか?
約50年前の麻酔はいまと使用している薬も異なり、麻酔からの覚醒にも時間がかかり、
手術後も十分な監視が必要でした。この50年の間に麻酔の安全性は飛躍的に高まりました。麻酔が原因でいのちを落とす、あるいは重篤な後遺症に至ることはほとんどなくなりました。
日本の歯科麻酔の安全性を調査した報告では、2014年から2018年の5年間、死亡例や酸塩はなく、
合併症の発生率は極めて低いことが示されています。
歯科治療で全身麻酔のようなりスクのあることをするのかという考え方は、いまは当てはまりません。歯科治療が怖くて受けられない人、歯科の器具を口の中に入れられることが受け入れられない人、
その他多くの歯科治療難民の人は麻酔という技術を利用して適切な医療を受けていきましょう。
歯科麻酔で使われる麻酔もいろいろな手術で使用される麻酔もほぼ同じ
安全に患者様の意識を一過性に取り去り、さらに痛み止めも使用して麻酔をおこないます。
薬を投与するための経路は必要です。静脈にカテーテルを入れて、そこから薬を入れます。
すぐに意識はなくなり、痛みも感じなくなります。
手術を受ける前には「さあ、手術ですね。がんばりましょう」と声をかけられることもあるかもしれません。
でも患者様はがんばる必要はありません。麻酔の医師が眠らせてくれるのです。
目が覚めれば手術は終わっています
全身麻酔は完全に意識をとりますが、鎮静という方法は意識がいくらか残っています。
全身麻酔に至る前の段階だと考えてください。
しかし、手術が終わったときには手術の記憶は残っていないという
不思議な状態を作ることができます。まったく記憶が残っていないかというとそうではありませんが、覚えていないことが多いです。
そうであれば、全身麻酔までしなくても鎮静でおこなえば良いと考えると思います。
確かに多くの処置は鎮静でもおこなえますが、恐怖心が強い人や治療に協力できない人は、
鎮静では十分に治療を受け入れられず、全身麻酔の適応になることも多いです。
歯科での麻酔管理が必要な患者様はどのくらいいるでしょうか?
北米や欧州では歯科での麻酔管理は広く普及しています。
米国は対人口比で日本の約10倍程度の歯科での鎮静や全身麻酔がおこなわれています。
カナダではさらに多くの患者が歯科治療や手術で麻酔管理を受けています。
英国でも多くの小児患者の歯科治療が全身麻酔でおこなわれています。
その数は日本の10倍以上だと推察されています。
すなわち、歯科の患者で麻酔管理を必要とする潜在的な患者はかなり多いのです。
日本では歯科患者の麻酔は歯科でおこなうものと考えられています。
そのため麻酔の設備の整った一般病院でも歯科患者のための麻酔管理はあまり受け入れられていないのが現状です。
現在、少しずつ一般病院での歯科・口腔外科の麻酔症例が増えています。
ただ、小児患者や歯科治療に協力できない障がい者の人たちへの歯科麻酔
管理はまだまだ整備されていません。今後、さらに広く整備が進むことが望まれます。
歯科難民が少しでも減ることができればよいと 歯科クリニックでは全身麻酔が出来る環境を整えました。
そのためには患者の歯科麻酔への理解が必要です。多くの人からの歯科麻酔への期待に応えるようにしていきたいと考えています。
子供でもできる
子供が歯の治療で暴れたり、泣いてしまったり、お口を開けてくれなくて困ったことのある親御さんは多くいらっしゃるかと思います。
大人しく診療台に居られないと押さえつけて無理やり治療をするか、大学病院で治療するしかないですよね。
暴れたまま無理やり治療を始めると歯科で使用する鋭利な器具等で
口腔内を傷付けてしまう恐れがあります。
また、大人になっても恐怖心が残り歯科恐怖症になってしまいます。
歯科恐怖症で歯医者に行くのが嫌になり虫歯を放置し、
取り返しのつかないことになってしまった方を多く見てきました。
当医院では専門知識のある先生と、専門的な全身麻酔の機械をご用意しております
暴れたり、泣いてしまったりして治療ができないお子様に全身麻酔を使用し、
眠らせて安全に治療をすることができます。
素早く正確に治療ができ、悪いところを一気にすべて終わらせることも可能になります!
恐怖心が強く診療台に座って居られないお子様と親御さんの双方の負担が減らせます。
歯科医院で全身麻酔はあまり聞きなじみがなく不安かとおもいますが、
専門の先生が優しく不安を取り除いてくれるのでお気軽にお問い合わせください。
〇育芯会について〇
育芯会では歯科恐怖症であったり、障害があり治療が難しく歯科医院に行くことに
悩んでいる方のお悩み解決に少しでも役に立てればと考えておりますので
年中無休(年末年始を除く)で治療を行っています。
まだ日帰りで全身麻酔下の治療を受けることのできる歯科クリニックは少ないので、
当院での治療をお勧めいたします。
このブログを読んで何か気になることがありましたか?
相談だけでも受け付けております♪お電話、WEBでのご予約お待ちしております。
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