こんにちは東京都中央区日本橋人形町にある歯医者

人形町駅前クロス歯科・矯正歯科です。

今日は当院のインプラントについてお話していきます。

インプラント治療

当院のインプラント治療は、患者様の口腔内の状態や全身の健康（基礎疾患の有無など）を丁寧にヒアリングし、詳細な治療説明と提案を行うことを心がけています。インプラント治療は場合によっては数ヶ月を要する長期間の治療になることがありますが、安全性を最優先に、信頼と安心を持って進めてまいります。興味のある方やセカンドオピニオンを希望される方は、お気軽にご相談ください。

インプラント治療の概要

インプラント治療は、人体との親和性が高いチタン製の人工歯根を失われた歯の部位に埋め込み、その上に人工歯を設置する治療法です。この治療の特徴は、ブリッジや部分入れ歯のように隣接する歯を傷つけることなく、まるで自分の歯のように使える点です。

ただし、人工歯であるため、定期的なメンテナンスが求められます。日常的なブラッシングやケア、歯科医院での定期的な検診を行うことで、インプラント周囲炎などの病気リスクを軽減できます。

治療にはCTやマイクロスコープを使用し、精密で正確な診断と治療を重視しています。

インプラント治療における歯科用CTの重要性

一般的な歯科医院では、インプラント治療前にレントゲンによる検査を行い、顎の状態を確認しますが、これはインプラント治療の術前検査としては不十分です。レントゲンでは顎の全体的な状態は分かりますが、神経や血管の位置、骨の幅や質を詳細に調べることは難しいため、歯科用CTによる3D撮影が不可欠です。

CTを用いることで、インプラント治療の前に神経や血管の正確な位置を確認でき、手術シミュレーションを行うことが可能になります。これにより、治療計画を最適化し、インプラント体の種類、長さ、角度を決定します。CTデータを使用した3Dシミュレーションにより、手術の精度が格段に向上し、患者様は安心して治療を受けることができます。

ノーベルガイドシステム

ノーベルガイドは、CTで撮影した口腔内の画像データを使い、コンピュータ上でインプラント手術をシミュレーションするシステムです。このシステムにより、インプラントを正確に配置することができ、事前に手術手順をシミュレートすることで、無駄な動作を省き、手術時間を短縮できます。

手術用ガイド（サージカルテンプレート）は、患者様のCT画像データから精密に作成され、手術中の身体的負担を軽減します。

ノーベルガイドシステムの利点

インプラントを適切な位置と深さに安全に配置
神経や血管の位置を確認することでリスクを回避
手順がシミュレーションされるため、処置時間が短縮
ガイドによって歯肉の切開を最小限に抑えた手術が可能

このシステムにより、インプラント治療はさらに安全で効果的になり、患者様の負担も軽減されます。

インプラント治療のメリットとデメリット

メリット

自分の歯のように噛むことができる
隣接する歯への影響が少ない
骨吸収の防止

デメリット

自由診療であるため、費用が発生する
手術が必要で、治癒に時間がかかる
外科手術が必要

インプラント治療はすべての患者様に適応できるわけではありませんが、当院では治療前に徹底的な検査とヒアリングを行い、十分な説明を経てから治療を進めます。

インプラント治療の進歩

インプラント治療は、CTとコンピュータシミュレーションによる3D解析だけでなく、次のような点でも進化しています。

骨造成技術

従来のインプラント治療では、インプラント体を埋め込むために強い骨が必要でした。しかし、最近のバイオテクノロジーの進歩により、人工的に骨を生成し、それを使用することが可能になりました。当院では、PRP（血小板豊富血漿）、生体吸収性や非吸収性の膜、人工骨などの先進的な技術を導入し、患者様のニーズに応えています。