こんにちは東京都中央区日本橋人形町にある
人形町駅前クロス歯科・矯正歯科です☆
今回は歯の構造についてご紹介したいと思います
歯は歯冠部と歯根部の2つに大きく分けられます
歯冠部は歯茎から出ている部分で、歯根部は歯茎の中に隠れている歯の根っこの部分になります。
それぞれ役割があり、細かい組織でできています。
歯冠部は、外側から「エナメル質」「象牙質」「歯髄」と3層構造でできています。
◆エナメル質
エナメル質は”歯の表面“になっているところです。
いつも私たちが歯の形として見ているのは、歯のエナメル質の部分ということになります。体の中で最も硬い組織で、骨よりも硬いとされています。
鉱物の硬さを表す「モース硬度」において、ダイヤモンドは最大硬度の10ですが、エナメル質は水晶と同じ7〜6だと言われています。
この硬い歯の表面で歯の内部を、お口の中のいろいろな刺激から守っています✨
エナメル質は虫歯に対して抵抗性があり、虫歯になっても痛みを感じない部分です。いつの間にか虫歯が進行していることがあるので、虫歯の初期症状に気づいたら早めに治療を受けましょう!
◆象牙質(ぞうげしつ)
エナメル質の内側にあり、エナメル質を支えている重要な役割をしています。
エナメル質よりも柔らかく、骨に近い硬さをもっています。
先ほど、エナメル質のモース硬度は7〜6とお話ししましたが、象牙質は6~5に相当します。
歯の神経は象牙質の内部にあるので、象牙質が露出してしまうと、冷たいものや甘いものがしみたり、歯磨きをするとピリっと感じたりすることがあります。
そのため、虫歯が象牙質部分まで進んでしまうと、痛みを感じるようになります。
◆歯髄(しずい)
歯の一番中心の部分にある、いわゆる“歯の神経”です。
歯の痛みは、主に歯髄から生じています。虫歯で夜も寝られないほど強い痛みがある場合は、歯の神経が虫歯菌に感染して炎症を起こしている可能性が高いです。
歯根部は、「歯肉」「歯槽骨」「セメント質」「歯根膜」の4つの組織からできています。
◆歯肉(しにく)
一般的に「歯ぐき」と呼ばれる部分です。
健康な歯肉はピンク色や淡い赤い色をしています。
◆歯槽骨(しそうこつ)
歯を支える顎の骨です。
歯周病が進行すると骨が溶けて、酷くなると歯がグラグラしてきます。
◆セメント質
歯根の表面を覆っている柔らかい組織です。
歯周病などで歯肉が下がるとセメント質が露出し、虫歯になりやすくなるので注意が必要です。
◆歯根膜(しこんまく)
歯槽骨とセメント質をつなぐ薄い膜で、「シャーピー繊維」と呼ばれる強い繊維で結ばれています。「硬い」「軟らかい」などの咬みごたえを感じ、咬むときに歯や歯槽骨にかかる力を和らげる“クッション”のような役割があります。
このように歯には一本一本に大切な組織があります。
初期の虫歯や歯周病などは痛みを感じないケースもあり、気づいたときには進行していることがあります。
こうならないためにも定期的に歯医者さんで検診を受けて、お口の健康を一緒に守っていきましょう✨
〇育芯会について〇
育芯会では歯科恐怖症であったり、障害があり治療が難しく歯科医院に行くことに
悩んでいる方のお悩み解決に少しでも役に立てればと考えておりますので
年中無休(年末年始を除く)で治療を行っています。
まだ日帰りで全身麻酔下の治療を受けることのできる歯科クリニックは少ないので、
当院での治療をお勧めいたします。
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